アルキメデス

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減圧症ってなんだろう


  • 空気の構成が79%の窒素と21%の酸素で出来ていると学んだと思います。
  • 酸素は体の中で消費されるわけですけど、窒素は不活性ガスと言われ大気圧中の体の中では何も作用されません。
  • しかし、高気圧下ではこれらが影響を与えてくるわけです。
  • オープンウォータダイバーならば、それらの影響を受けることなく潜水計画を立てることができるはずです
  • はずなんですが・・・レクリエーションダイバーとしてそれらを無視し大深度潜水を行ったり浮上スピードを誤ったり
  • 潜水時間をオーバーしたりすると疾病するのが俗に言う潜水病です。
  • これらは勇敢な傷ではなく、恥じるべきダイバーの負傷と思わなければいけません。
  • えんぴつ

再圧チャンバーについて


 減圧症の治療に使う再圧チャンバーと言われているものは数人で入れるほど大きなものがほとんどです。
 マイクやカメラなどで外からコンタクトは取れるようです。
 ダイバーですから耳抜きの要領はわかってると思いますが、不快感がある場合は伝えられるようになっています。
 それと、加圧中は非常に暇です、寝てしまいそうにウトウトとなりますが、
 間髪入れずに「寝るな!」と怒声が飛んできます。寝るとダメなようです。

 減圧症にはⅠ型とⅡ型とあり、

 Ⅰ型減圧症:気泡が局所に溜まっている場合
 Ⅱ型減圧症:気泡が血流によって局所を離れて移動した場合

  症状により18mまで再圧するものと50mまで再圧するのとあるようです。
  18mで20分間(※)の酸素吸入するパターン
  50mで10分間(※)で酸素吸入はなしのパターン

  ※共に最大気圧と時間でそこからゆっくり減圧していきます。

 減圧症の症状とは?

  色々とタイプはありますが、ここでは代表的なものだけ紹介します。
  
  ダイビングではほとんどⅠ型と呼ばれるものが発症するようです。
  ダイビング終了後における
  ・極端な筋肉疲労
  ・寝違えた時のような酷い肩こりや太ももの痛み
  ・肘などの関節のチクチクとした痛み
  ・めまい、立ちくらみ
  などが代表的な症状ではあります。

  しかし、ダイビングすればそれなりには疲れます。
  慣れない間のダイビングでは特に心身ともに疲れます。
  重たいタンクを背負ってエントリーポイントまで長く歩いたりします。
  激しい耳抜きなどで鼓膜の損傷などで眩暈を起こしたりしますので、
  これらがすべて症状とは言い切れない場合がありますが

  これらの症状がある場合は、飛行機に乗ったり山など高所へ行ったりせずに
  安静に十分睡眠を取って過ごしてすばらく様子を見たほうが良いでしょう。
  年齢的なものがありますが、2~3日経っても一向に改善しない。
  逆にドンドン痛みが激しくなっていく場合は病院へ
  なるべく、再圧チャンバーがあるような病院へ行くのが良いですが
  予約なくいける病院は皆無です。

  昔は、大阪大学付属医学部の特別救急などでは飛び込みに対応してましたが
  今は完全に設備すらありません。

  大学法人になってから予算がないのかも知れません。
  今、流行の仕分けゲームの影響かも知れません。
  10年ほど前のなんたら劇場とか言う人が行った医療改革とか
  あの時からそういう予算が削除されていったような気がします。

    何より、レクリエーションダイビングを逸脱したダイビングをする人の為には
  費用対効果も薄い高価な設備の維持費には大義名分がないと思われます。
 
  レクリエーションダイビングの範囲内のダイビング、体調の悪い時にはダイビングしない。
  ダイビング前日の深酒、夜更かしなどしない。
  普段からジョギングなど軽い運動をしたり栄養バランスの良い食事を心がけ
  健康を維持することも必要だと思います。
  なんとなくLDLコレステロール170以上の人は気をつけましょう。


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